「FARにはどれくらいの勉強時間が必要ですか?」これは受験を検討している方が最も多く聞く質問のひとつです。時間の見通しが立たないと、スケジュールが組めず、学習が始まりません。このコラムでは現実的な目安と計画の立て方をお伝えします。
一般的に言われる目安
FARの学習に必要な時間は、バックグラウンドによって異なりますが、おおむね次のとおりです。
| バックグラウンド | 目安の学習時間 |
|---|---|
| 日本の簿記2級以上保有者 | 200〜300 時間 |
| 会計実務経験者 | 150〜250 時間 |
| 会計未経験・英語力普通の方 | 300〜400 時間 |
これはあくまでも目安です。大切なのは「何時間やったか」ではなく、「理解して解けるようになったか」です。
週ごとの学習ペースの目安
一般的に3〜4ヶ月の準備期間が推奨されます。週20〜25時間を確保できる場合は次のペースが参考になります。
Phase 1 — インプット
テキスト読み込み(Area1・2を中心に)
Phase 2 — MCQ演習
MCQ演習(各チャプターごとに繰り返す)
Phase 3 — TBS+弱点補強
TBS演習+弱点エリアの再学習
Phase 4 — 仕上げ
模擬試験・最終仕上げ
学習効率を上げる3つのコツ
テキストは「3回浅く」読む「1回完璧に読む」より「3回浅く読む」ほうが記憶に定着しやすい。全体像を掴んでから細部に入るリズムが重要です。
毎日MCQを20問以上解く習慣をつける見直しに時間をかけること。正解した問題の解説も必ず読み、なぜ正しいのかを確認する癖をつけましょう。
TBSは「英語力強化の場」と割り切る設問文の要求を読み解くトレーニングと捉えて取り組む。英語の設問に慣れることで本番の焦りが大幅に減ります。
スケジュールが崩れたときの対処法
予定通りに学習が進まない週があっても、慌てないことが大切です。週単位でなく月単位で進捗を評価し、「今月はここまで進んだ」という視点で管理しましょう。
重要な考え方
1週間サボってもリカバリーできます。焦って詰め込むより、コンスタントな継続のほうが試験では圧倒的に有利です。月次で棚卸しし、次の月の計画を調整するサイクルを作りましょう。
まとめ
FARの学習は長丁場ですが、計画的に取り組めば必ず攻略できます。まずは自分のバックグラウンドと使える時間を正直に棚卸しして、現実的なスケジュールを作ることから始めましょう。
